ダメージの原因
ー江藤 大智
今回は髪の構造を簡単に説明して、どうして髪が傷んでしまうのかを書いていきたいと思います。
髪は3層構造になっています。
外から『キューティクル』『コルテックス』『メデュラ』です。
かっぱ巻きの様な形をしているので、かっぱ巻きをイメージして下さい!
のりの部分に当たる、キューティクルは魚の鱗のように重なり合って、毛髪をくるりと包んでいます。
米粒の部分に当たる、コルテックスは髪の90%を占めています。この部分に、メラニン色素や、フィブリル、マトリックスが存在しているのですが、詳しい事は、またの機会に!
きゅうりの部分に当たるのがメデュラと言います。髪の芯にあるのですが役目など、まだ解明されてないことが多いようです。
髪の構造は、ざっとですがこんな感じです。
ここから本題!
髪が傷んでしまう原因ですが、いくつかあるので書いていきます。
『原因①』
カラーやパーマによるダメージ
カラーやパーマの薬剤により、キューティクルが剥がれてしまい、毛髪内部のマトリックスなどが流出してしまうのが主なダメージです。
『原因②』
紫外線によるダメージ
紫外線を浴び続けることで、キューティクルが損傷を受け剥がれやすくなります。
『原因③』
熱によるダメージ
アイロンなどの熱により、髪がタンパク変性を起こしてしまいます。キューティクルや毛髪内部のタンパク質が固まってしまいます。
『原因④』
シャンプー、ブラッシング、カット
シャンプーやブラッシングは主に物理的ダメージです。過度に行うとキューティクルが剥がれてしまいます。
カットに関しては、カットの断面はキューティクルが無いので、マトリックスなどが流出しやすくなってしまいます。
美容室に行くと髪が痛む原因たくさんあるやんと思ったあなた、bilanciaではしっかり対策をして施術しておりますので、安心してご来店ください!
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WRITER INFO
- 江藤 大智
- Daichi Eto
- bilancia代表 / スタイリスト
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